看護師の転職に適した時期とは

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看護師の転職に適した時期とは

看護師の転職に適した時期とは

現在の日本は超高齢化社会と言われており、病院を受診する高齢者の数も年々増加しています。病院によっては非常に看護師の業務内容がハードなところもあり、給与や福利厚生があまり充実していないと勤務し続けるモチベーションを保てないこともあります。

 

そんな場合は思い切って転職してしまうのも一つの選択肢ですが、その場合は実際に新しい職場へ移る時期を考えなければいけません。家族の転勤や急な事情などで職場を変わらなければならない場合はできるだけ早く勤務できる職場を探すことになりますが、そうではなく勤務条件の不満や自身のスキルアップを目的として職場を変える場合は、急いで新しい就職先を決める必要はありません。

 

転職するタイミングを考える

 

この場合は、できるだけ看護師の求人が増える月を狙って就職活動をしたほうがメリットが大きいとされています。求人数が多いということは、それだけ勤務条件や給与の良い勤務先が見つかる可能性が高くなると言えます。しかも求人数が多い月は同期で入職する仲間が多いということになるので、新しい人間関係の構築や環境に馴染みやすくなるというメリットもあります。

 

また、現在病院などで勤務している人の場合は、今の職場を退職するタイミングにも注意が必要になります。病院や人手の都合によっては退職を引き留められたり、一定の期日までは退職を認めてもらえないこともあります。スムーズに退職して新しい仕事に就くためには、就職活動だけでなく退職の時期にも注意を払うようにしましょう。

 

良い勤務先を見つけるためには、再就職に最も適した時期をまず知っておく必要があります。再就職に適している月は意外と多く、具体的には1月と7月、8月と9月の4ヶ月となっています。

 

1月は、病院に限らず多くの企業で冬のボーナスが支給された12月の翌月に当たります。再就職や退職を考えている人は、この12月のボーナスを受け取ってから退職するという傾向が多いため、1月には多くの人手が足りなくなってしまうのです。病院全体も人手不足となってしまうため、これを補おうと求人数も自然と増えることになります。

 

7月も1月と同じように、夏のボーナスである6月直後の月となります。ボーナスをもらってから退職する人が多いため、こちらも同じく人手不足に陥るため求人数が多くなります。しかも6月ごろから交代で夏休みが始まるため、病院はさらに人手が足りなくなるのです。

 

8月は、公立の医療機関で勤務する公務員看護師の求人が行われる月です。国立や県立病院への再就職を考えている場合は、ピンポイントでこの季節を狙って活動すると効果的です。9月は、夏のボーナスを受け取った後に退職した人や夏休みのため不足する人員を補充するための求人が引き続き数多く残っています。

 

求人数だけでなく採用数も多いこの頃には、一緒に働き始める人も多いためスムーズに職場に馴染めることもメリットです。勤務先によっては、この頃から新たに働き始めた人を対象に教育スケジュールを立てていることも多いので、人間関係だけでなく知識やスキルもしっかり上達させることができます。

 

看護師が就職するのに適さない時期

 

一方、就職活動を行ううえであまり適していないのは4月と10月です。一見すると新生活が始まったり一般の企業でも転勤が多く行われる頃なので、求人数も多く再就職に適しているように見えますが、実際は全く逆なのです。

 

4月は新人のナースが一斉に働き始めるため、その教育などに手がかかるため求人はあまり出されなくなります。10月は7月から9月の大量採用の直後なので、人手が十分に満たされていることが多く求人数も少なくなってしまいます。

 

この時点でもずっと求人が残っているような病院や勤務先は、なかなか新たなナースが決まらないか、働き始めてもすぐに辞めていってしまうようなブラック病院と呼ばれる勤務先である可能性があるので、いくら給与を高く掲載していても勤務条件や環境が非常に悪いというリスクもあります。

 

もちろん、4月と10月に求人を出している病院が全て訳ありだということはなく、あくまでも良い条件の勤務先が少ないということになります。選択肢の幅は狭まってしまいますが、その分ライバルも少ないということなので慎重に選べば意外と条件の良い掘り出し物の勤務先を見つけられる可能性もあります。

 

看護師転職をとりまく環境

 

現在は病院へかかる人が増えているため、全国的にナースの数が不足しています。このためひと昔前より格段に条件の良い求人も増えており、給与が高かったり保育所付きや時短勤務などが可能な勤務先も続々と登場しています。

 

現在の勤務先の給与や環境に満足できない場合は、こういったより良い条件の整った勤務先を探して就職するというのも非常に有効です。1人での就職活動が不安な場合は、ナース専門の転職支援サイトなどもあるので活用してみると良いでしょう。

 

転職のプロと相談しながら勤務先を探したり面接などの指導をしてもらえるなどメリットが大きいので、より良い勤務先へ就職できる可能性も高まります。


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